胎児が感じる光
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胎児が感じる光

おなかの中の胎児の目は、10週ころには上下のまぶたがとじられるようになり、28週頃までには瞼が開き、瞬きができるようになるそうです。30週になると、光の量に応じて瞳孔の大きさが変わる「対光反射」がみられます。ママのお腹を通して外の光を感じているのです。
~胎児は、直接見ることのできないはずの光を、子宮にいる時から巧みに利用し、からだの成長に役立てている。そして、同じ仕組みを出生後も継続して使えるように子宮の中で、新しいシステムをつくり、周到に準備を始めている。~
(太田英伸著:「おなかの赤ちゃんは光を感じるのか」より)

私は、指向性のない柔らかい光に包まれると、初めての場所でもなぜかとても懐かしい気持ちが込み上げてきます。母親のお腹の中にいた時に、こんな光を感じていたのかしらと思ってしまいます。

お母さんのお腹に、1100ルクス程の光を当てると、胎児の目に届く光は5ルクスほどになるという説もあります。いずれにせよ、赤ちゃんはお腹の中でも光を感じているのですから、お母さんが日中の光を浴びて、夜は暗い部屋でゆっくり休むということが、赤ちゃんの体内時計の形成にも役立つことは間違いないようです。

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