アイキャッチとしての光
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アイキャッチとしての光

ファサード照明やライトアップなどのアウトドアの照明計画は、その建物をアピールするということも大きな役割の一つです。
今回は、アピールする光としてサイン照明に触れてみます。最近は、ドットのLEDの普及により、自由な形状に文字や形を光らせることもでき、サイン照明の自由度も広がってきました。屋外施設でのイルミネーションも珍しくはなくなりました。そういう意味では、ただイルミネーションやサイン照明を施しているだけでは他との差別化が出来ないというのも現状だと思います。照明計画は、近景、中景、遠景というように、人の流れに沿って変わる見え方の違いを、幾つかの位置で検討します。例えば・・・・・高速を走っている時に見える景。駅から見える景。近くの道路を歩いている時に見える景。ビルの前に来て、見上げた時に見える景。etc.
その中でも、サインは遠景でのコマーシャル効果が期待できます。
ライトアップであれば、遠景からは、建物の形状がなんとなくわかる程度に浮かび上がっていてもそれなりにランドマークになるかもしれませんが、サインとしての文字を認識させたい場合は、どのあたりから見せたいかを検討しなければいけません。
位置が決まったら、どのくらいの大きさにするかは、漢字やかな文字についていえば、~2本の線が分かれて見える距離の限界は、だいたいその間隔の1000倍~1500倍である~(可読距離の算出法)の基準を参考に決めてみましょう。
例えば、図のように「600m離れた場所から(日)の文字を見て可読するためには文字の高さはどれくらい必要か」考察する場合・・・・線と線との間隔hが認識できるようおに設定すると、600÷(1500~1000)=0.4~0.6なので、高さはその2倍の0.8~1.2mとなります。

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文字の大きさが決まっている場合・・・・0.5×(1500~1000)=750~500となります。

DSC_0251

その位置をどこからにするかをまずイメージすることがサイン計画の第一歩でしょう。

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