あなどれない輝度
照度の数値というのがあまりあてにならないというお話は前回しましたが、では輝度に関してはどうでしょう。光がものに当たって反射して、目に飛び込んでくる光の量が輝度となるわけですから、輝度が明るさ感を作るのに大きな役割を果たすのは間違いありません。では、下の図を見て下さい。左右のグレーはどちらが明るくみえますか?
黒に囲われた方が明るくみえますね。では左の方が輝度の数値が高いのかというとそういうわけではありません。
どちらも同じ20カンデラです。
同じ人でも太った人の中にいると痩せて見え、痩せた人の中にいると太って見える、というのとにているかもしれません????
いずれにしても輝度も数値だけに頼るのは危険ということです。
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