ファンタスティックシャドウアート scheme001~寄り添う猫~
「曲面鏡と遊ぶ」のページで話しましたが・・・何気なくそこで言った、「自身の影の映り込みの歪みまで計算し、デザインしたカーブを使ったオブジェができるとしたら楽しいでしょう。」という自分の言葉がずっと気になっていました。オブジェの鏡面に映った形、オブジェの床におとした影と全く違う別の形になっている、という事を「光」と「影」と「映り込み」という視点から大雑把にまとめると、
・オブジェの影ができる側の面(光源と逆側)が、床の影の映り込みが人の視野に入りやすい角度で傾斜していること。
・その傾斜した面のなかで、湾曲や凹凸を作ることで、像は元の形から大きく変形していくこと。
まずはこの2点に絞ってオブジェの前面を作ってみました。材料は曲げやすい鏡面ということで、カッティングシートを使用しました。
床の影はただのぼこぼこのかたまりですが、面に映った形は寄り添うラブラブ猫ちゃんに見えませんか?お試しバージョンなので、クオリティーが良くないのはご容赦下さい。この方法でいくと、いくつかバリエーションができそうです。次は何のシルエットを作ろうかしら・・・・乞うご期待。
実際に見てみないと、角度や位置で見えるポイントを探すことにゲーム性がある、という点では、ポケモンGO!にも負けない??????
ピコ太郎ならぬにゃん太郎にゃん次郎!!
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