太陽に向かって写真を写したときに、こんな写真が撮れる時があります。この花びらのような映り込みを写真用語ではゴーストというそうです。
LEDランプの普及によって自由にカラー演出ができるようになり、華やかな照明があちらこちらで見られるようになりました。
埃の話をテレビで見ました。「先程掃除をした部屋でも、僅かな時間でこんなに埃が床におちている・・・」ということなのですが
~光で料理を盛り付ける~編でも、美味しそうに見せる光について書きましたが、今日はもっと単純にLEDランプの特性に注目しながら料理の光をみてもらいます。
上の写真は4カット1セットになっています。それぞれ4カットともまったく同一材料です。そして、あてている光もまったく同一の光です。にもかかわらず、こんなに様々に表情を変えます。
自分のイメージした光を実際に色鉛筆でパースなどに着彩してみましょう。そうすることで、自分が考えていた光のイメージが、案外余計な所にも光を飛ばしてしまっていたり、思っていた以上のアイデアをうみだしたりします。
光の質と照射方法によって顔の見え方が大きく変わるのと同じように、料理の見え方も光によって見え方が大きく変わります。 雰囲気のあるレストランは、大抵間接照明で少し暗めな空間を演出している場合が多いものです
家の鏡で見る顔と外の鏡で見る顔と違いませんか? 朝、鏡の前で「綺麗、綺麗」と思って出かけたら、駅の鏡で真っ白で派手な自分の顔にビックリ!なんてことはありませんか? それは朝の化粧鏡の前の照明が、外の光環境とかけ離れたものだからです。
光はそれ自身だけでは姿を現すことができませんが、対象物に対しては大きな働きをします。四角い物はシャープなエッジを強調することで、より角の持つ性格を強調して印象を強くすることができるのです。