2016年7月12日
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専門知識
光のビフォア/アフター
照明のリニューアルは、建築や内装のリニューアルに比べてかかるコストが低いのに、その効果は非常に高く、大変コストパフォーマンスの高いリニューアルです。
左はマンションの通路。陰気くさい雰囲気を何とかして欲しいとの要望でした。光のエネルギーは増やさず(むしろ減らして)、視線に飛び込んでくる柱の鉛直面に光を集めました。
右はオフィスビルの外構大階段。ハイパワーなポール灯がついているにも関わらず階段が暗くて危ないのでなんとかして欲しいという要望。まずは極端な輝度(まぶしさ)を持つ光を排除して、左右の大きな壁面(鉛直面)を間接照明で照らし、そのリバウンド光で階段を柔らかく浮かび上がらせました。
どちらも視界に入ってくる大きな鉛直面を明るくすることで、視覚的な “明るさ感” を倍増させた事例です。
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