2016年7月12日
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一般知識
どんな光でお化粧していますか?
家の鏡で見る顔と外の鏡で見る顔と違いませんか?
朝、鏡の前で「綺麗、綺麗」と思って出かけたら、駅の鏡で真っ白で派手な自分の顔にビックリ!なんてことはありませんか? それは朝の化粧鏡の前の照明が、外の光環境とかけ離れたものだからです。自分しか見ていない化粧台の前で綺麗に見えても、多くの人々の目にさらされるのは昼間の白っぽい自然光の下だったりするわけですから…。
思いきり勝負のかかったデートのディナーなら、やはり柔らかい間接照明に包まれ、テーブルには洒落たキャンドルの炎が揺れて… というようなレストランがお薦めです。それは、暖かみのある色味の白熱電球の光や、間接照明の決して明る過すぎない光、それらの射し込む光の方向が、あなたの顔をより立体的かつ艶やかに、そしてほどよく皺も隠してくれるからです。
逆に、そんな光環境でお化粧して、白い光がサンサンと降り注ぐ戸外に出て行くのは危険!ということになります。
つまり、ベストな光というのは、それぞれの目的に対して提供されるものであり、『すべての状況に対して万能な唯一の解』などといったものは存在しないということです。
できれば、その日勝負する場所の光環境に近い光環境でお化粧したいですね。
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