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ベールの光をまとう建築

半透過素材は、光との関係で色々な表情を見せるというお話は何度かしました。更に、そうした半透過素材を重ねて使用していく事で、奥行き感を引き出す事ができます。
写真は、あるビルの外壁のライトアップのプレゼンテーションです。光の位置や強さの違いによって、二重のベールに覆われた表情がどのように変わるかをイメージしています。メッシュのように開口率がいくらかある素材を二重に設置している外壁を、外側からライトアップする照明と、素材と素材の間に入れた照明との2種類の照明で表情を変えていく計画です。下記は、上から順番に、「日中の太陽光の光を受けた見え方」「日が暮れ始める薄暮の頃の見え方」「夜間の外側からライトアップした時の見え方」「外側からのライトアップを暗転させた時の見え方」「素材と素材の間に入れたライトアップの光を点灯した時の見え方」・・・・・という順になっています。人の表情が喜怒哀楽とともに変化するように、建築の外壁が感情を持つかのように変化を遂げていきます。日中の太陽光の下では白っぽく見えた外壁が、太陽の高度が低くなっていくとともに、段々内部を見せ始めます。そして外側からのライトアップとともに、その光の色温度の影響で金色の外壁の様に見えてきます。外側からのライトを暗転すると、壁はシルエットととなり、内部の光が漏れてきます。そして二つの壁に挟まれた光が点灯すると、その壁の厚みと奥行き感を強調し、一層立体的な魅力を表現することになるのです。

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