フラクタルに光をあててみた
フラクタルをご存知でしょうか。~全体と部分が自己相似する形~のことをいうのですが、自然界のあらゆる場面で遭遇します。カリフラワーに、シダの葉や雪の結晶など・・・
そしてその形状は数式でも現すことができる幾何学的な形です。自然界が幾何学に繋がり、さらには美しいデザインに繋がっていることを考えると、人間が美しいと感じる形状は、自然から生み出されている物に近いものなのかもしれません。葉の落ちた樹木を眺めて、近ずくにつれて枝分かれした枝の一つ一つが樹木の形状に見えてきます。そして、さらに細かく分かれた小枝の形も・・・その繰り返しを見ているうちに、自分のコピーもどこか知らないところで違う人生を生きているのではないかと不思議な感覚に陥ります。そしてそれは今此処の自分が何かに悲しんでいても、あちらの自分は大きな喜びの中にいるかもしれないと考えれば、失敗を恐れることはないのです。
庭に落ちていた葉の背後から光をあててみました。子どもが面白がり、フラクタルの説明などよそに、色々なライトをあてて遊んでいました。

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