あかりからのまちずくり~その2~
あかりからのまちずくり~その1~でお伝えした、気仙沼「夢あかり」景観整備にむけての照明実験に対しての、ぼんぼり光環境計画の角舘まさひで氏の今後の展望を含めたコメントを掲載させていただきます。
★★★
気仙沼でのプロセスとすると、
縦割り行政の整備によって、景観的に統合の調整がなかなか難しいのが現状。
これは土木、まち整備では一般的。
官民共通の意識改善が必要。
そこで、まずは住民の方々の意識の統一が重要で、そのために照明実験を行って、その客観的調査評価も行っている。
調査評価の目的は、行政側を最終的に説得する材料となる。
ぼんぼりとしては、各施設の照明計画、復興委員としての照明景観整備への提言、部分的に県整備部への提案、住民啓蒙の為の照明実験(今年度も予定あり)を進めています。
その為に「照明性能計画」を推奨。今までの照度基準等の計画だと、結局、机の上での計画となってしまいますが、「照明性能計画」を実現する為には、縦割り整備の壁を無くす必要があり、その為に各担当者の意識改善が必要。担当者にとっては責任が発生するので、重い腰を上げる為にはいろんなアプローチが必要。。
★★★
照明の効能を、できるだけ多くの方々に知っていただきたいと思います。
資料提供:角舘まさひで(ぼんぼり光環境計画)
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